近藤 智美 | Satomi Kondo

1985年 広島県生まれ/東京都在住

体験から実感した事を起点に、悲劇を喜劇に変換するメソッドを、絵画上で展開する。美術史と個人史を接続させ、重層的に作り込むのが特徴。 2003年から2004年代に、渋谷で実際にマンバギャルとして、ブームの中にいた当事者でもあり、ヤマンバギャル文化を美術史として、資料的に残すことをライフワークとしている。

※ヤマンバ….1999年から2004年頃まで渋谷を拠点に、限界まで焼いた黒い肌に、アフリカの仮面のような化粧と、派手な髪色が特徴の、ギャルから派生した極北的 スタイル。ヤマンバといわれる第一次世代が2000年頃衰退し、2003年頃第二 次世代が台頭する。作者は「マンバ」という第二次世代にあたる。

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個展
2011 「フォアグラプール」Art Lab TOKYO

2012 「入れ子犯罪」Art Lab TOKYO

2013 「延命治療室」Art Lab TOKYO

2017 「媚ビ術研究」ヴァニラ画廊

2020 「逃げる夢のしっぽ」GALLERY KOGURE

2023 「大正ヤマンバギャルド」Gallery MUMON

グループ展

2010 「ガーリー2010」 川崎市民ミュージアム
2011 「行商〜ギャラリー・サーカス」 スパイラルガーデン

2012 「VOCA 2012」 上野の森美術館
    「Citizen Art Shanghai」上海ガーデンホテル 中国

2013 「森美術館10周年記念展・LOVE展」 森美術館
    「I氏・W氏コレクション展」 阿久津画廊

2014 「アートフェア東京」   東京国際フォーラム
    「前田寛治大賞展」 日本橋高島屋  

2015 「アートフェア東京」 東京国際フォーラム
    「美の予感2015」 新宿高島屋

2016 「今どきアートAGAIN」 富岡市立美術博物館 ・福沢一郎記念美術館

2017 「THE ドラえもん展 TOKYO 2017」 森アーツセンターギャラリー
    「Living Life」 Zeinzeno gallery 韓国
2018  篠原愛・近藤智美二人展「よいこ?わるい子?自己主張?」 ギャラリーアートもりもと

2019 「山下裕二の隠し球」 日本橋三越本店  
「物の哀れ」ION MALL シンガポール
    「JARU JARU TOWER」「超コントPLUS feat.渋谷慶一郎」 スパイラルホール

2020  「Metropolis2020」  日本橋高島屋

2021 「いんすぴ展vol.2」 パークホテル東京

2022 「中島潔 令和の心を女性に描く」 佐賀県立美術館
    「師岡制作所を記録する」 師岡制作所

2023 「わたしをみないで」 SASAI FINE ARTS

2024 近藤智美 / 坂本友由2人展「シュルレアリスム / カタクチイワシ」 師岡制作所


その他
日曜美術館「『浮世の画家』を描く〜カズオ・イシグロの小説に挑む現代作家」出演

NHK8Kスペシャルドラマ カズオ・イシグロ 「浮世の画家」劇中画、演技指導

明治学院大学芸術学科にて特別講義

頭脳警察「狂った一頁」のCDジャケットデザイン

幕張メッセ「rockin’on カウントダウンジャパン」 会場作品協力